はじめに
この記事では、コロナ禍で仕事をやめて、半年以上無職を経験し再就職した流れをお話しします。
コロナ禍での就職・転職・再就職活動は困難というイメージは本当なのか?
私は実際に体験することになりました。
これから就職や転職をひかえている方々、再就職活動中の方々の参考になればと思います。
ちなみに著者は現在27歳、大卒の女です。(ご参考までに)
会社を辞めた
私が仕事を辞めたのは2020年の3月でした。
新卒で入社したところを辞めました。
この時はまだ25歳で事務をしていました。
ちょうどコロナ関連の話題が取り上げられはじめたのが
1月だったと記憶しているので3月はまだ初期の頃ですね。
退職自体はかなり前から決めていて、
3か月前には退職届を提出していたのでコロナは予想外の出来事でした(;´・ω・)
退職理由は経営者がめちゃくちゃな人だったとだけ言っておきます(笑)
離職期間に何してた?
ゆっくり休む(退職~3カ月め)
はじめはとにかく休む!!!と決めていたので、3カ月間何もしませんでした。
どんな1日を過ごしていたかというと、
寝たい時間に寝て起きたい時間に起き、やりたいことをするといった感じです。
趣味がアニメやYouTubeをみることなのでほぼ家から出ず過ごしました。
(コロナなので友達とも会えないですし)
私は実家から離れて前の職場に就職し一人暮らしをしていて、
無職になってもそのまま一人暮らしを続けていました。
実家に帰ると「早く仕事を見つけろ」と言われるのは目に見えてましたから…。
しばらく休みたいと思っていた私は帰りませんでした。
失業保険を貰う
正社員で働いていた人は、大抵退職後に無職になると失業保険のお金が貰えます。
私も正社員で働いていたので失業保険を貰っていました。
私の場合は自己都合退職だったので、3か月の給付制限期間がありましたが、
令和2年10月1日以降の退職者は2か月に短縮されています。( `ー´)ノ
通常、失業保険は一定数の就職活動をしないと貰えない決まりがあります。
ですがコロナで就職活動をすること自体が危険で困難という国からの配慮で
就職活動の実績が無くてもお金が貰えたんです。
つまり活動実績が免除されました。
また、失業保険受給期間中に再就職が決まらなかった場合も、
受給期間を延長してもらえるという失業者にはありがたい制度がありました。
この時期はワクチンの安全性も今以上に不確かで、日本では接種もありませんでしたから
家にこもるのが一番の安全策でしたね。
就職活動も嫌でしたが、コロナにかかるほうが嫌ですし、ひたすら家にこもっていました。
新しいことにチャレンジしてみた(4カ月め)
この時期は転職サイトに登録したものの、ほぼ活動はしていませんでした。
何をしていたかというと、
やってみたかったけれど出来ていなかったことにチャレンジしました。
私の場合は株式投資とブログの立ち上げです。
株は学生時代に授業でかじっていて興味がありました。
証券口座をいくつか作り実際に取引をしてみると結構面白かったですよ。(*^^*)
ブログは今ご覧いただいているサイトを立ち上げました。
記事をまともに書き出したのは最近なんですがね (;´・ω・)(笑)
再就活活動を始めた(5カ月め)
このままではヤバいと思ったのは8月ごろ。
無職になって5か月たった頃でした。
日々減っていく貯金とかさむ生活費に焦りがつのっていきました。
失業保険や退職金を貰っていたので急に大きく貯金が減るわけではありませんでしたが、
安定した収入がほぼ0になるので、減るばかりのお金に不安になるんですよね。
そこからぽつぽつと、ハローワークや転職サイトから求人に応募していきました。
再就職活動の進行
結論から言うと再就職活動はそれほど上手くはいきませんでした。
しかしこれはコロナとか関係なく、
どうにも私は「働きたくない」という願望を優先してしまうたちで、
企業への応募や面接を後回しにしてました。汗
人とまともに会わない生活を半年以上続けていたため、
面接でどもったりすることが多く苦労しました。
陰キャつらい。
だめな人間ですね (;´・ω・)
転職サイトやエージェントも利用したのですが、私はハローワークに一番お世話になりました。
田舎での就職はハローワークがおすすめですよ。
ハローワークにしか求人を出さない企業も割とありますし、
地元の企業をよく知っている職員さんが親切にしてくれました。
転職先が決まった(8カ月め)
そしてなんやかんやあり。
11月に新しい会社に就職しました。
求人への応募数は合計で20社くらい、面接は3社、内定1社という結果でした。
ちなみに検査事務で人とかかわるのが前職に比べ減ったのでよかったです(陰キャ)
初めての転職なのもあり、コロナ禍だから大変という感じ方はしませんでした。
半年以上無職&役立つ資格も持たない私が再就職できたので、
コロナ禍でも再就職はできます。
なので焦りすぎず就職活動をしてくださいね。
《補足》離職後のブランクが長いとどうなる?
とはいっても、ブランクが長いと不安になりますよね?
ブランクが長い場合の難点は、
再就職する際の面接でその期間何をしていたのかを説明するのが難しいことです。
好きに休ませてくれって感じなんですけどね。( `ー´)ノ
そうはいかないのが日本の残念なところ…。
病気してましたとか資格取得のために勉強してましたとか、
もっともらしい理由があればいいんですが
私の場合は働くのに疲れてゆっくり休みたいと思ったからでした。
それにしても「ゆっくり休みたかったからです」とは言いにくいですよね。
その点コロナ禍では、就職が難しいと国が認めていますから、
まともな面接官の場合は「コロナのせいで就職活動が上手くいかなかったんだろうな」
と気を使ってくれました。
これはコロナ禍に救われた感はありましたね。
でなければもっと離職期間について問い詰められたと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私はコロナ禍での再就職を経験しましたが、
前の仕事を辞めてよかったと思っています。
以前よりも精神的に楽に働ける仕事に就くことができましたし、
あのまま仕事を続けていたら、間違いなく精神を病んでいました…。
なにより続けても意味がない、
辛いだけの仕事はさっさと辞めて次を探すべきだという考えは変わっていません。
みなさんが良い仕事に巡りあえるよう願っています。
この記事は以上です、最後までご覧いただきありがとうございました。
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